2024年の税理士試験はどうなる??
いつも熊本経営サポート株式会社(税理士法人新日本)の採用サイトをご覧頂きありがとうございます。
2024年も熊本市内の税理士事務所・税理士法人で働きたい方に向けて、
税理士業界の採用事情などについて情報発信を継続していければと思います。
さて、1月ももう半分を過ぎ、もうそろそろお正月気分などと言ってはいられないですね。
(そもそも業務繁忙でそれどころではないかもしれませんが)
前回は2023年の税理士試験の振り返りを行いましたが、今回は2024年の税理士試験についてお話ししたいと思います。
今年も熊本に数ある税理士事務所の中から、弊社のサイトへたどり着いた方々の就職・転職のお役に立つことができれば幸いです。
それではいってみましょう!
2024年(第74回)の税理士試験の日程は??
税理士試験の実施スケジュール(予定)が公開されています。
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/zeirishi.htm
試験実施官報公告 2024年(令和6年)4月5日
受験申込受付開始 2024年(令和6年)4月22日
受験申込受付締切 2024年(令和6年)5月10日
試験実施 2024年(令和6年)8月6日~8月8日
合格発表 2024年(令和6年)11月29日
※記載のあるとおり、今後変更される場合があります。
都度、最新情報をチェックしておきましょう。
なお、今回の注意点が書いてありますね。
「受験申込受付期間が例年の日程より前倒しとなっておりますので、御留意ください。」とのことです。
昨年から変更された要件の変更とは??
これまでのコラムでも取り上げてきたとおり、2023年から受験資格の要件が緩和されています。
具体的には、簿記論・財務諸表論については、
<従来>
高校生や大学1・2年生が受験する際は、日商簿記1級合格等の要件を満たす必要があった
<2023年から(令和5年度から)>
上記の要件が撤廃され、原則誰でも受験可能になった
税法科目については
<従来>
「法律学又は経済学」に属する科目を少なくとも1科目は履修していることが必要
<2023年から(令和5年度から)>
「社会科学」に属する科目を少なくとも1科目は履修していれば良い
いずれの変更も、条件としては緩和されたということになりますので、
受験へのハードルは少し下がったと言えるでしょう。
前回コラムでお伝えしたとおり、実際に2023年の受験者数は前年よりも増加する結果となりました。
参考:日税連HP
まとめ
税理士業界を志している方ならご存じでしょうが、税理士試験の試験科目は、
会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目(必修)と、
税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち
受験者の選択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択)となっています。
また、科目合格制をとっており、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験してもよいことになっています。
昨年無事科目合格できた方も、満足する結果を得られなかった方も、2024年は既にスタートしています。
昨年の結果に満足して慢心するも、一念発起して再チャレンジに臨むも、みなさん一人ひとりの心がけ次第です。
悔いのない一年を過ごせるよう、日々大切に過ごしていきましょう。
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この記事を書いた人
藤本尚士
熊本経営サポート株式会社 代表取締役。税理士。
大学卒業後、大学院に通いながら宅建業の代表取締役を経験し、大手税理士法人勤務を経て、税理士法人新日本九州中央事務所を開業。
経営者のサポートに積極的に取り組み、開業支援、税務調査などの対応を行い、熊本・玉名地域の発展に尽力している。