税理士業界の採用動向について
熊本経営サポート株式会社(税理士法人新日本)の採用サイトをご覧頂きありがとうございます。
こちらのコラムでは、税理士業界の採用事情などをテーマに記事をアップしていく予定です。
熊本で採用活動をする皆様の一助となれば幸いです。
さて、今回は税理士業界の採用動向について見ていきましょう。
税理士ってどれくらいいるの?
街中を歩いていると、いたる所で「〇〇税理士事務所」「〇〇会計事務所」などの看板を目にすることがあると思います。
注意深く見てみると意外にも税理士事務所や会計事務所というのが多く目につくと思います。
世の中に税理士という職業の人はいったいどれくらいいるのでしょうか?
日本税理士会連合会のサイトによると、令和5年(2023年)の9月末日時点で全国に80,988人の税理士登録者がいるようです。
熊本が位置する九州エリアでは登録者数5,824人となっています。(九州北部・南九州含む)
思ったより多いでしょうか?
なんだそのくらいか、と感じるでしょうか。
税理士試験を受験する人、合格する人
このコラムを読んでいる皆さんも、税理士になりたい、あるいは税理士業界で働きたい、と考えている方がほとんどかと思います。
ひとくちに税理士業界で働くと言っても様々な働き方があります。
(この辺の内容はまたいずれ別な記事で書きます)
その中でも、まず一番はじめにイメージするのが「税理士」の資格をとって働く、と言うものだと思います。
税理士試験は毎年行われていますが、どれくらいの方が受験してどれくらいの方が合格していると思いますか?
年々税理士試験の受験者数が減ってきている、と言われて久しいですが、
令和元年(2019年)度以降は、受験者数も30,000人を下回り、
ここ数年は毎年おおよそ30,000人弱の受験者に対し、5,000人強の合格者が誕生しています。
(ここ数年の合格率は大体20%前後で推移しているようです)
税理士試験の内容については、こちらの記事も参考いただければと思います。
(記事:税理士試験ってどんなもの??)
税理士業界のこれから
前半で、税理士は全国に80,000人強という話しをしましたが、その平均年齢は60歳以上とも言われており、業界内では若手が常に不足している状態が続いています。
同時に、税理士試験合格者の年齢構成について見てみると、40代以上がおよそ3分の1を占めています。
昔から、そしてこれからも常に若手が求められている業界、ということですね。
(これは税理士業界に限った話ではないですが)
近年、IT技術の進歩やAIの台頭により、「10年後に〇〇の仕事はなくなる?!」のような記事を目にすることが増えてきました。
税理士業・士業もそこに挙げられることもあります。もちろん、単純なお金・税金の計算をするだけならば、機械に代替してもらったほうが早くて正確でしょう。
しかし、会社を運営するのは人であり、その社長に寄り添ってサポートをしていくのもやはりまた人であると思います。
このコラムを目にしていただいた皆さんも、熊本の企業様・熊本の経営者様のサポートをして熊本の未来を創っていきませんか?
熊本経営サポート株式会社(税理士法人新日本)はそのような方を歓迎いたします!
この記事を書いた人
藤本尚士
熊本経営サポート株式会社 代表取締役。税理士。
大学卒業後、大学院に通いながら宅建業の代表取締役を経験し、大手税理士法人勤務を経て、税理士法人新日本九州中央事務所を開業。
経営者のサポートに積極的に取り組み、開業支援、税務調査などの対応を行い、熊本・玉名地域の発展に尽力している。